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共同セール、朝市や夜市、バザールなどによる活性化
にこにこ星ふちのべ協同組合(相模原市)
3月から12月まで毎月ナイトバザール実施、今後は学生が集まる街をめざす
    相模原市淵野辺
     

 JR横浜線の淵野辺駅の北側に広がる商店街。平成6年からナイトバザールを実施しており、3月から12月まで毎月行われており、野菜の直売やビンゴ大会などで賑わっている。また、淵野辺ホームスタンプ会としてポイント事業を実施している。淵野辺地域への大学移転計画があり、今後は学生が集まる街づくりをめざそうと、淵野辺アクティブプロジェクト(FAP)や再開発勉強会などで検討が行われている。

(!!この記事は平成12年度に書かれたものです!!)

人気があるので実施回数を増やしたナイトバザール

 JR横浜線を横浜方面に向かう古淵駅や町田駅の周辺、八王子方面に向かう矢部駅やJR相模原駅の周辺には大型店や大型商業施設があり、淵野辺駅周辺はその狭間にあって買物客が流出している。商店街に賑わいを取戻そうと、埼玉県の夜市を視察に行ったのをきっかけに平成6年からナイトバザールをスタートさせた。当初は年に5回実施していたが、人気があるので平成11年より3月から12月までの毎月実施するようになった。第4金・土曜の2日間、午後2時から8時まで行っている。約200mの街路にテントを張り、フリーマーケット、野菜の直売、自動車メーカーの新車の発表、ビンゴ大会。リサイクルガラポンなどが行われている。商店街の鮮魚店がイカやエビを焼いて販売したり、青果店がヤキソバを販売したりする模擬店も出店される。1日目の午後6時から行われるビンゴ大会は特に人気があり、50円のビンゴカードが毎回300〜400枚売れている。景品は商店街の各店から提供してもらっている。
 2日目の午後5時から行われるリサイクルガラポンでは、牛乳パックを持参するとガラポンの抽選で景品が当たる。回収した牛乳パックはハガキなどに再生している。

イベントを通して商店街の若手の育成

 平成元年からはじまった“ふちのべ銀河まつり”は7月の末に2日間実施している。ステージを設置して、若者グループのポップスやジャズの演奏、子供やお母さん方のエアロビクス、フラダンス、フラメンコ、コーラス、吹奏楽演奏など多彩なプログラムが展開される。ステージの周囲では50店ほどの模擬店が出店され、夏休みの子供たちの楽しみとなっている。地域住民が日頃の練習成果を発表する場であり、互いに交流する場として地域住民が主役のイベントとして実施している。商店街のメンバーは準備や運営などの裏方の仕事を担っている。イベントの準備・運営に当たってはさまざまな人や団体との折衝を行わなければならないし、マンネリにならないよう常に新鮮な企画を考えなければならない。イベントの実施にともなうこのような活動が商店街の若手を育成することにつながるので、積極的に若手をイベントの担当にしている。

ポイントを集めるとミニカルチャースクールに参加できる

 商店街協同組合とは別組織の淵野辺ホームスタンプ会が、55の加盟店でポイントカード事業を実施している。100円の買物で1ポイント、800ポイントで満点カードとなり、客に1,000円分が還元される。ユニークなのが、満点カードでミニカルチャースクールに参加できること。フラワーコサージュ、パソコン、そば打ち、ケーキづくり、魚のさばき方などの教室が、商店街の店の人が講師となって開かれている。年に6回開かれており、店の人と地域住民とに新しい形での交流の場となっている。

学生が集まる街をめざしてFAPが発足

 淵野辺地域への大学移転計画があり学園都市になる可能性がある。このような動きに呼応して、今後は学生が集まる新しい街づくりをめざしていこうと、商店街の店の2〜3代目を中心に30名が集まって平成12年10月に「淵野辺アクティブプロジェクト」(FAP)という勉強会をスタートさせた。商業者だけでなく店を継がなかった地域の若者もメンバーに入っている。平成13年3月までを第1期として、マーケティング、立地環境、街づくりのあり方など基本的な知識を学習しており、平成13年4月から平成14年3月までの第2期では、具体的な街づくりの検討を行うことになっている。このほかに、地権者もメンバーとなっている再開発勉強会、街づくり協議会などがあり、新たな街づくりをめざした活動が活発になっている。

活性化のポイントと今後の課題

 ナイトバザールは、ビンゴ大会などのゲーム性を取り入れていること、商店街の店が模擬店を出して賑わい感を演出していること、自動車メーカーの新車発表などのタイアップ企画があることなどが、活性化しているポイントとしてあげることができる。また、イベントやFAPの勉強会を通して商店街の若手を育てていることも、今後の街づくりに大きく貢献するものと予測される。今後は、若手が中心となって新しい街づくりを具体的に進めていくことが課題となっている。


商店街のタイプ: 地域型
協同組合の設立: 平成5年
組合員数: 74
業種構成: 買回品店 37.5%
最寄品店 13.4%
飲食店 25.0%
サービス業 11.6%
その他 12.5%

   

この事例は神奈川県より発行された「商店街活性化事例集(平成12年度版)」を、Web化したものです。 内容については現在と違う場合もありますので、何とぞご了承下さい。

 



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